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Author:しかぱっち

ダジャレ図鑑
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炭酸カリウムを海水に添加するときに危惧していたことが一つ。

前記事にて海水の白濁が見られたと書きました。
さて、あの白濁の正体はなんなのか?

ココから先、妄想中。
仕事しながらあ~でもないこ~でもないと化学反応式を計算していました。

化学反応と溶解度から察するにおそらく炭酸マグネシウムか炭酸カルシウムではないかと想定されます。
炭酸マグネシウムは厳密には塩基性炭酸マグネシウムmMgCO3・Mg(OH)2・nH2O(m=3~5,n=3~7)ではないかと。

海水中のCaイオンとMgイオンの量を考えるとこの沈殿物は塩基性炭酸マグネシウムが怪しいです。
他のイオンを無視した計算上は、塩基性炭酸マグネシウムの種類(上記化学式のmの数)にもよりますが
6つのKイオン添加に対し、4つのMgイオンが減少するか、
8つのKイオン添加に対し、5つのMgイオンが減少するか、
10つのKイオン添加に対し、6つのMgイオンが減少します。

ってことは仮に360ppmのKイオンを添加した場合、Caイオンの量はほとんど変わらず、216~240ppmのMgが減少するはず。


・・・以上、妄想終わり。


実際に測定してみました。
我が家の海水500mLに36万ppmに調整したDIY添加材を0.5mL加えます。K濃度は計算上360ppm上昇するはずです。
CIMG0669.jpg
添加直後はご覧のとおり白色沈殿が生じます。

白色沈殿をストロボ撮影して拡大↓
CIMG0670.jpg
モヤモヤッとしています。


さらに反応を促進させようとシャカシャカ・・・。
すると↓
CIMG0672.jpg
あらま、溶けちゃいました。
溶けないことを妄想していたのに意外です。


さてさて、添加前後の水質測定をば。
比重は1.024。

【K添加前】 
K=60ppmくらい(F社)
Mg=1200ppm(E社)
Ca=420ppm(R社)
KH=6.5(S社)
pH=8.0(R社)

【K添加後】
K=440ppmくらい(F社)
Mg=1200ppm(E社)
Ca=420ppm(R社)
KH=26.0(S社)
pH=8.4(R社)

いろんなイミで妄想に反した結果が出ました。

妄想通りCaイオンの濃度はほとんど変わらず、ところがなーんとMgイオンの濃度も変わらず。
KHとpHが上昇しますが今回は高濃度での実験なので、実際の添加では気にするほどではないでしょう。

さらに意外だったのがカリウム。
DIY添加前測ったときに添加量がF社のグラフ外にでてしまって60ppmと算出。
んなわきゃないと思っていたら、DIY添加後は440ppm。
380ppm上昇。あらま、理論値に近い。それはそれでうれしい。。
ってか・・・マジでこのSPS水槽のK濃度60ppmだったの?
あんだけバクテリア増やしてりゃこんだけK消費するのも必然?


以上、炭酸カリウムはCa濃度にもMg濃度にも影響がほとんどない添加剤と判りました。
ホビー試薬なので信憑性は薄いですが。。


ってことはあの白濁の粒滴の正体は?単に炭酸カリウムが析出したもの??
サンプをお持ちの方はやっぱりそっちに入れたほうが何かと安心ですね。


おまけ。
炭酸カリウムの水溶液に硫酸マグネシウムの水溶液を加えると
こうなります↓
CIMG0678.jpg
振盪しても溶けません。沈殿も短時間ではする兆しなし。
これこそまさにmMgCO3・Mg(OH)2・nH2O(m=3~5,n=3~7)?

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2010/11/23(火) 02:07 | コメント:4 | トラックバック:0 |
はじめてのミドリイシだったこのボーン。もうすぐ3年が経とうとしています。
いれて程なく色落ちしてしまったのですが、最近ようやくパステル化した成長枝にうっすらと青色が乗ってきているような気がします。あと一押しってことなのかな?
CIMG0664.jpg

てなことでリーズナボーなカリウム添加剤の調整のつづき。

使うのは炭酸カリウムK2CO3です。
淡水水草水槽にもつかわれているそうな。
今回はココで買いました。

炭酸カリウムの溶解度は20℃で水100mLに対し、なんと112g!
無水物でこんだけ溶けるとなると期待できそう。

唯一の使い勝手の悪さといえば、水溶液が強アルカリ性を呈すこと。
皮膚についたりしたらすぐに洗いましょう。絶対に溶液(原末)のついた手で目をこすったりしてはいけません。

ガラスやPETボトルは強アルカリに弱いため、ポリプロピレン(PP)の容器をわざわざ購入しました。

ためしに160gの炭酸カリウムをRO/DI水に溶かして全量を250mLに調整。
溶解熱が発生しますが、せいぜいホッカイロぐらいの熱さ。
計算上は36万ppm前後のカリウム添加剤ができています。
CIMG0658.jpg
何を血迷ったのか原末を5kgも購入したので、たくさんできてしまいました。・・・何年分あるんだろ。
ボトル代(60円)と原末代で1本あたり大体350円くらい。だれか買います?
あ、キョーレツな油汚れにも使えますよ。鹸化剤としても優秀です(濃すぎるか?)。

ちなみに200gの炭酸カリウムをRO/DI水に溶かして全量を250mLにすると、わずかに溶け残った残渣があるものの冷えた翌朝には見た目には完全に溶けていました(過飽和状態?)。

180gの炭酸カリウムをRO/DI水に溶かして全量を250mLにすれば良かったなあ、と後悔。
そうすれば約40万ppmの水溶液ができたのに・・。
100L水量の水槽にその添加剤を10mL入れれば、40ppmのカリウムイオンの上昇が得られます。
理想濃度の10分の1ってことでなんともわかりやすい。


さてさて、この添加剤を水槽に入れるときの注意点。
おちょこに入れて直に水槽に流すとこうなります。
(ストロボ撮影)
CIMG0666.jpg
鹸化剤だけあって、昔の液体洗濯石鹸を水に溶かしたような感じで一瞬白濁します。白濁の粒滴は水流が強ければすぐに解けて透明になります。



上の画像は撮影用の2度目の添加で、ゆっくり流したときのものですが、最初ドバっと一気に10mL入れてしまい、この粒滴がサンゴにくっついてしまいました。そのときのサンゴの様子↓
CIMG0660.jpg
CIMG0662.jpg

画像では判りづらいですが、この粒滴がサンゴにつくとイヤイヤ粘液を出します。
このあと異常がなかったので一安心でしたが。。


以上、炭酸カリウムの濃水溶液はたとえ10mLでもドバッと一気に入れないように注意が必要です。
OF水槽だったらサンプに添加するのが一番安全かな?

濃度の計算もし間違ってたらスンマセン。

まだつづく。。

2010/11/22(月) 02:17 | コメント:2 | トラックバック:0 |
我が家のSPS水槽レッドシーマックス、
正面から撮るとキッタネーので割とマシに見える横から撮影。
CIMG0643.jpg

CIMG0645.jpg

ピンク系はそこそこイイ感じですが、青系の色上がりがいまいちです。
引越し前は茶系や緑系のミドリイシが黄色系に変化していたのも、今では変化なく真茶っ茶です。
砂代わりのカルサイトのクリスタルはマガキガイが予想以上のいい働きをしているおかげでピカピカです。

引越し前後で変わったことといえば、カリウムの添加ぐらいでしょうか。あと砂の有無。
前はカリウム添加剤としてポタシオンを使っていましたが今は切らしています。
買うのも馬鹿馬鹿しいので、前々から考えていたDIYにチャレンジ。

入手性がある程度良く、マリンアクア的に添加剤として考えられるのが
・硫酸カリウム
・塩化カリウム
があげられます。ポタシオンの原料としても使われています。

特に硫酸カリウムは園芸肥料としてそこそこ純度の高いものが販売されています。
我が家の近くのホムセンではこんなのしかありませんでした。。粒状タイプ。
CIMG0653.jpg

早速溶かしてみます。
飽和溶液を作るべくRO/DI水2Lに240gを入れてシェイク。
CIMG0652.jpg

あ~全然ダメですね。白色の粒だったのに灰色になってます。
見た目にも半分くらいしか溶けていません。不純物ありまくりな感じです。
溶解度曲線を考慮して加温しても溶け具合はほとんど変わらず。

放置して澄んだ上澄みをQUANTOFIXで測定。
CIMG0650.jpg

400ppm前後?これじゃ天然海水と変わりません。添加剤としては失格。

園芸肥料としての硫酸カリウムは他にも粉末状のもあります。
アレは溶けやすそうな感じがします。

しかしながら、いかに純度の高い硫酸カリウムでも飽和溶液のカリウム濃度は50000ppmくらいにしかなりません。
100L水槽だったら10mL添加しても5ppmしか上昇しません。
ってことで硫酸カリウムは私の中ではボツってことに。

次の選択肢としては塩化カリウムですが
塩化カリウム飽和溶液のカリウム濃度はは170000ppm前後かおそらくもっとずっと低くなるはず。

ってことで別のカリウム塩に浮気するわけです。
つづく。。



2010/11/20(土) 13:58 | コメント:3 | トラックバック:0 |
前記事ハナアレジーさんのコメントにより、この黄色い成分が活性炭によって再吸着されるか実験してみました。

シャカシャカ直後↓
CIMG0637.jpg

左からKZ社K社BHH社ABG社ヤシガラ。
KZ社は黒濁。
K社BHは変化なしの透明。この製品やっぱりバッグの形状の影響が大きいかも。
H社ABは白濁。オイニー嗅いだとき、または実験開始時に空気中の雑菌混入したかも。。
G社ヤシガラも黒濁。


72時間後↓
CIMG0640.jpg

KZ社は壁面にススがついていますが透明。
K社BHは変化なしの透明。
H社ABは白濁のままですが、黄色い成分も吸着していません。
G社ヤシガラは黒濁はとれたもののますます黄色味が濃くなったような。てゆうか茶色。。

黄色い成分が再吸着できなかったとは意外な結果です。

2010/11/14(日) 11:54 | コメント:2 | トラックバック:0 |
2ヶ月前の実験のその後です。
ごらんのとおり2ヶ月間は完全密封&止水の状態で放置していました。

CIMG0636.jpg

左からKZ社K社BHH社ABG社ヤシガラ。

高濃度のリン酸が検出された右2つは水が黄ばんでいます。
一方、極低濃度のリン酸が検出された左2つは透明のままです。KZ社のは壁面に炭の粉がくっついているだけで水は透明です。

腐っているのかと思いきやオイニーは4つとも無臭です。味はわかりませんw 水質は測っていません。。

この黄色い成分がなんなのかは不明です。サンゴや魚に良いか悪いかもわかりません。
だけど黄色くなっちゃうのはなんとなく気持ち悪いですね。。


2010/11/07(日) 00:56 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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